「WINDS OF GOD~零のかなたへ」 [観劇日記]
俳優の今井雅之さんが原作・脚本・演出・主演を手がける
舞台「THE WINDS OF GOD」(新神戸オリエンタル劇場)を見てきました。
【あらすじ】
2006年8月1日、東京。「お笑い名人大賞」を」夢見る漫才師、アニキとキンタ。うだつが上がらずストリップ劇場のステージをクビになった二人は、交通事故にー。意識を取り戻すとそこは1945年8月1日太平洋戦争末期の日本海軍。彼らに突きつけられた現実は、神風特攻隊員としての前世の姿。時空の渦に巻き込まれた彼らは戸惑い、現実を否定しながらも時を彷徨っていく。そして、二人にも零戦に乗る日がやってきた。彼らの運命はー。
1988年から国内ばかりでなく、
アメリカやロンドンでも上演され続けている作品。
今井氏自身の思い入れも強く、パワフルで熱い舞台でした。
舞台の中では、タイムスリップという形で
いきなり戦場に放り出される設定でしたが、
最近の国内外の動きを見ていると
明日にも突然、戦争が勃発して、
愛する人々が巻き込まれてしまうのでは…と思わずにいられません。
舞台の最後に、今井氏が、
「9・11のNYテロ時に『カミカゼ・アタック』と報道されたのがショックだった」と話していました。
苦悩しながら散っていった特攻隊と、テロリストは同類ではない、と。
「グラウンドゼロ=爆心地」の意味が、
「ヒロシマ、ナガサキ」から「NY」へと移ってしまうことへの危惧も。
おりしも、明日は「9・11」。
NYの悲劇ばかりでなく、世界中の紛争にも目を向けたいものです。
余談ですが、「WINDS-」の中で、「山本少尉」を演じていた
岡安泰樹さんが、イイ味出してました!
縁あって、サインいただいて一緒に写真も撮ってもらい…
これからも、応援させていただきます!!
誘ってくれた友達に、感謝感謝
ぷあぷあさん、舞台鑑賞ご一緒していただきありがとう。今を生きる私たちが、戦争や平和のあり方について考える、いい機会になる舞台でしたね。もっともっと若い世代に知ってもらいたいですな。
わたくしは、映画も見に行こうとおもってます。
by あちゃら (2006-09-16 09:30)
こちらこそ、いい機会をつくってもらって感謝、感謝です♡
映画もまた違ったアプローチで興味深いものがありますが、
岡安さん、出てませんね…。残念だわ(涙)
by ぷあぷあ (2006-09-16 11:46)