ヨーイヤサー [観劇日記]
京都の春の風物詩「都をどり」を見に行ってきました!
会場の祇園甲部歌舞錬場です。
今回は、茶券付特等鑑賞券だったので、観覧前に、芸妓さんによるお点前が振舞われます。
写真を見ると、優雅に見えますが、
実際は、流れ作業のようにお菓子が運ばれて、お茶が運ばれて、
すぐ次の団体が入ってくる…といった具合。
ちょっと興ざめなのでした。
舞台の方は、華やかで楽しかったですけどね。
夫婦50割!! [観劇日記]
ダンと一緒に、
神戸にあるミニシアター「元町映画館」に行ってきました。
チケットを買おうとしたら、受付の人に「ご夫婦ですか?」と聞かれ、
「どちらか50歳過ぎてると割引になりますが…」と。
ひや~。初めて聞かれたよ~(汗)
ウチのダンは若く見えるけど、実は50過ぎてるのだ~
トシの重みに少々戸惑いつつも、
「夫婦50割」なるサービスを受けたのでありました。
当日一般が一人1700円のところ、一人1000円に!
夫婦仲良しだと、お得なこともありますね
オペラ座の怪人 [観劇日記]
劇団四季の「オペラ座の怪人」を見てきました。
映画も良かったし、前評判もいいので、かなり期待して行ったのですが…。
確かに、舞台装置は素晴らしい!
2階の1番前の座席だったので、シャンデリアが落ちるシーンとか、
ファントムが天井近くで歌うシーンなどは、
目の前で見れて、迫力満点でした。
…が、何か物足りない。
一緒に行ったダンも、同じ意見。
すっきりしないので、同じ日にレンタルDVDで、もう一度映画を見直してみました。
やっぱり、映画の方が泣ける…。
舞台では、どうしても、
登場人物それぞれの背景が描ききれないまま進むので、
感情移入ができないのね…。
(ファントムが途中から舛毅さんに見えてきたことも敗因か?)
オペラの曲に、日本語がうまく乗ってなくて、聴き取りにくい部分もあるし…。
(これは、劇団四季の永遠のテーマかと思いますが)
でも、映画と舞台は、そもそも表現方法が違うわけですからね…。
生の歌声の素晴らしさと、舞台の美しさを堪能できて、
これはこれで、よし。というわけで。
マダムだもの [観劇日記]
坂田藤十郎襲名記念・近松座歌舞伎公演(22日・神戸国際会館)に行ってきました!
演目は「鏡獅子」と「廓文章 吉田屋」。
実は、歌舞伎は初体験
それどころか、藤十郎が、扇千景のダンナであることすら知らなかったワタシ。
当然、予備知識もまったくないまま観たわけですが…。
舞台の美しさとか、
豪華絢爛な衣装とか、
女方の所作とか、
後見(黒子さんみたいな役目)の動きとか、
おチビちゃんの可愛い舞とか、
シロウトなりに、結構楽しめるものです
意外にコミカルな場面もあったり、
アドリブも出たり。
こういう伝統芸能も、気負わず、さらりと楽しめるようになれたらいいなあ。
マダムのたしなみとしてね(笑)
今回は、招待券をいただいたので、タダでお勉強させていただきました。
ありがとうございます
WE WILL ROCK YOU! [観劇日記]
去年、東京でかなり盛況だっただけあって、さすがの舞台!
出演者の人たちの、歌のうまさはもちろん、
ダンスも、スクリーンを駆使した舞台装置も秀逸。
最後の最後まで、大盛り上がりでした
あらためて、クイーンの楽曲の幅広さ、すばらしさを再確認。
フレディー・マーキュリーは、やっぱり天才だったよな~。
特に「ボヘミアン・ラプソディー」は、感涙ものでした。
幕が下りてからも、アンコールの拍手、鳴り止まず。
次第に、「♪WE WILL、WE WILL ROCK YOU!」の合唱と手拍子が起こって…。
そんな会場の様子にも、心震えてしまいました。
大阪公演は、あと2日。
千秋楽、盛り上がるだろうな~。
見に行かれる方、存分に楽しんできてくださいね
↑フレディー・マーキュリー、ロビーで激写!
当然、フィギュアですが、結構リアルですね…(笑)
Live at Wembley Stadium (2pc) (Rmst Dol Dts Mul)
- 出版社/メーカー:
- 発売日: 2003/06/17
- メディア: DVD
「WINDS OF GOD~零のかなたへ」 [観劇日記]
俳優の今井雅之さんが原作・脚本・演出・主演を手がける
舞台「THE WINDS OF GOD」(新神戸オリエンタル劇場)を見てきました。
【あらすじ】
2006年8月1日、東京。「お笑い名人大賞」を」夢見る漫才師、アニキとキンタ。うだつが上がらずストリップ劇場のステージをクビになった二人は、交通事故にー。意識を取り戻すとそこは1945年8月1日太平洋戦争末期の日本海軍。彼らに突きつけられた現実は、神風特攻隊員としての前世の姿。時空の渦に巻き込まれた彼らは戸惑い、現実を否定しながらも時を彷徨っていく。そして、二人にも零戦に乗る日がやってきた。彼らの運命はー。
1988年から国内ばかりでなく、
アメリカやロンドンでも上演され続けている作品。
今井氏自身の思い入れも強く、パワフルで熱い舞台でした。
舞台の中では、タイムスリップという形で
いきなり戦場に放り出される設定でしたが、
最近の国内外の動きを見ていると
明日にも突然、戦争が勃発して、
愛する人々が巻き込まれてしまうのでは…と思わずにいられません。
舞台の最後に、今井氏が、
「9・11のNYテロ時に『カミカゼ・アタック』と報道されたのがショックだった」と話していました。
苦悩しながら散っていった特攻隊と、テロリストは同類ではない、と。
「グラウンドゼロ=爆心地」の意味が、
「ヒロシマ、ナガサキ」から「NY」へと移ってしまうことへの危惧も。
おりしも、明日は「9・11」。
NYの悲劇ばかりでなく、世界中の紛争にも目を向けたいものです。
余談ですが、「WINDS-」の中で、「山本少尉」を演じていた
岡安泰樹さんが、イイ味出してました!
縁あって、サインいただいて一緒に写真も撮ってもらい…
これからも、応援させていただきます!!
誘ってくれた友達に、感謝感謝
愛の讃歌ー美輪さまの歌にふるえる [観劇日記]
美輪明宏さんの「愛の讃歌ーエディット・ピアフ物語」をみてきました。
【あらすじ】愛に生き、歌に生きたパリの歌姫エディット・ピアフ(1915-1963)の波乱の生涯を、美輪さんが渾身の演技でつづっています。
恋多きピアフが、本物の愛に出会い、その幸せな思いを綴ったのが「愛の讃歌」。しかし、名曲が完成した矢先、彼が飛行機事故に遭い、荘重な愛の歌は彼に捧げる弔歌になってしまう…。
ずっと聴きたくて聴きたくてしょうがなかった美輪さんの「愛の讃歌」。悲劇的な場面とも相まって、もう感動で体が震えてしまいました。歌を聴いて泣く、という経験は、初めてかもしれません。(失恋したときに、悲しい曲を聴いて泣くというのとは、訳が違うのよ)
「愛の讃歌」というと、越路吹雪さんの「あなたの燃える手で…♪」しか知らなかったのですが、美輪さんの「愛の讃歌」は原曲そのまま。フランス語で歌っているので歌詞が分からないにもかかわらず、すごく心にズシンときました。
そして、美輪さんの、ドレス姿の美しかったこと!お肌の美しかったこと!立ち居振る舞いの美しかったこと!恋を語るしぐさの愛らしかったこと!
いや~すべてひっくるめて、大満足!前から6番目の席だったので、香水のかおりまで感じることができました~
ところで…。
こんなに美しい舞台を見せてもらうのに、観客の中には、「それ近所のスーパー行くぐらいの格好じゃないの~」と思われる服装のオッちゃんオバちゃんもチラホラ。ドレスコードがあるわけじゃないけど、せめて、ハレの日らしいお洒落をしようじゃありませんか!観客も舞台の一部なのよっ
↓若き日の、美輪さま♡
- アーティスト: 美輪明宏
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2001/02/21
- メディア: CD
マンマ・ミーア! [観劇日記]
劇団四季の「マンマ・ミーア!」を見てきました!
【あらすじ】舞台はエーゲ海に浮かぶ小島。70年代に青春を過ごした未婚の母親ドナと、幸せな結婚を夢見る娘ソフィが繰り広げるラブ&コメディ。結婚を間近に控えたソフィの夢は「バージンロードを父親と歩くこと」。ある日ソフィはドナの昔の日記をこっそり読み、母親の昔の恋人3人に結婚式の招待状を出す。予期せぬ再会にドナの心は揺れ、やがて結婚式当日・・・。
ABBAのヒットナンバー22曲をちりばめた、めちゃめちゃ楽しいミュージカル!誰でも知ってるようなヒット曲がつながって、ちゃんとストーリーになっているのが、お見事!日本語訳で歌うので、ちょっと最初は照れてしまうけど、そこは四季ミュージカルのお約束ということで・・・
主役の皆さんの、あの「厚底ブーツにつなぎ」の衣装もさることながら、バックの人たちの衣装もなかなかチャーミング特に2幕目、ソフィがベッドの上でうなされてる場面、水中眼鏡とレトロ水着の衣装は、キッチュで可愛かったな~
ちなみに、今日のキャストはドナ・早水小夜子さん、ソフィ・吉沢梨絵さん、ターニャ・森以鶴美さん、ロージー・青山弥生さん。早水ドナは、なんだか肝っ玉母さん風。迫力があって、歌もうまかったです。
CMやチラシでイメージを刷り込まれるので、配役は変わらないものなのかと思いがちですが、ドナは3人、ソフィは7人くらいで回しているみたい。ホームページを見ると、ターニャ役に前田美波里さんの名前も!
違う配役で見たら、また違った魅力がありそうですね。また見てみたいな~
コーラスライン [観劇日記]
京都ビューティー旅の最後は、「京都四季」の「コーラスライン」!そもそも、これがあったから京都一泊を企画したのです。
で、肝心のミュージカルは、というと・・・。
あの、シルクハットのラインダンスシーンのイメージが強いので、もっとダンスや歌のシーンが多いと期待してたのですが、全体的に地味目。特に前半のオーディションシーンが退屈で退屈で・・・周りからも明らかに寝息と思われる音が・・・
そもそも、「僕はボビー。ブロンクス生まれさ」とか、「バリバリのNYっ子よ!」という自己紹介からして、ちょっと無理があるような・・・。アメリカの事情を分かってないと、分からないし、アメリカンジョークをそのまま日本語に落としても笑えないですよね・・・。
それに、「履歴書に書いていないことを話してもらおう」って、出てきた話にも、いまいち共感が薄くって。「性への目覚め」にかなりの時間が割かれていたように思いますが、「14,15・・・思春期~♪」「オッパイはいつ大きくなるの~♪」って皆さんで踊られても、思春期をとうに過ぎたワタシには恥ずかしいのよ~
まあ、最後のダンスは確かに良かったけどね。
で、結論。劇団四季は「キャッツ」とか「ライオンキング」など、国籍超えたものの方がいいのではないでしょうか?あと「異国の丘」などオリジナルもの。
といいながら、大阪の「マンマ・ミーア」もチケット取ってるの! これは期待してるからね~